ポスティングチラシの折り方4選|メリットやデメリットを解説
ポスティングチラシは、折り方を工夫することで反響率や購読率が変わる可能性があります。チラシを折る・折らないは些細な問題とも考えがちですが、実は反響率や購読率にかかわる重要なポイントです。
そこで今回は、ポスティングチラシの折り方4選と、メリットやデメリットを詳しく解説します。
効果的なポスティングチラシの折り方が知りたい方や、どのような折り方が最適なのか方法を知りたい方はぜひ参考にしてください。
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ポスティングチラシは折るべき?
ポスティングチラシは、郵便ポストのサイズから一般的にA4サイズで作られることが多くなっています。A4サイズであれば折らなくてもほとんどのポストに入りますが、折らずに投函するとポストの中で丸まり、曲がることがあるでしょう。また、古い団地など集合・戸建の郵便受けは思った以上に小さくなっています。そのため、チラシのサイズ次第では折った方がよいでしょう。
ポスティングチラシの折り方!主な4つの方法と手順
ポスティングチラシは封筒に入れる、コンパクトにするなどさまざまな使い方があります。しかし、チラシを適当に折ってしまうとしっかりと読んでもらえない可能性もあります。ポスティングチラシはどのような折り方が効果的なのでしょうか。以下では、ポスティングチラシの主な4つの折り方とその手順を解説します。
①ポスティングチラシの折り方 二つ折り
二つ折りは、1枚のチラシを半分に折り畳んだシンプルな方法です。サッと広げて読みやすいため、チラシの内容もすぐに確認できます。また、二つ折りにすることでペラ一枚の時より強度があるため、寄れにくいのも特徴です。紹介したいサービスが一つのときや、イベント告知などのときにおすすめです。
②ポスティングチラシの折り方 巻き三つ折り
「片観音折り」とも呼ばれる巻き三つ折りは、チラシの一方を三分の一ほど折ってからさらに被せるようにもう一方を折る方法です。A4サイズのチラシを巻き三つ折りにすると長3封筒にピッタリ入り、郵送にも適しています。ダイレクトメールやカタログなどさまざまなものに使える折り方です。
チラシが大きめのときにはコンパクトに配布できますが、折られた内面は見えにくくなるため外側の面は目に留まりやすいデザインにすることをおすすめします。
③ポスティングチラシの折り方 外三つ折り
外三つ折りは、チラシを三分割して三面の両端の面が外側にくるようにジグザグに折る方法です。折った形がZ字型になるため「Z折り」とも呼ばれます。チラシの端を引っ張るだけで広げられるため、内容をすぐに確認できます。ただし、表裏が反転するため縦向きのチラシでの活用がおすすめです。
④ポスティングチラシの折り方 十字折り
十字折りは、チラシを半分に折ってからもう一度半分に折る方法です。チラシを広げたときに折り目が十字になるため、十字折りと呼ばれます。紙を重ねるためコンパクトで持ち運びもしやすく、折れ曲がりにくい丈夫さも特徴です。A4サイズより大きいチラシや、情報量が多く一度に内容を見せたいときにおすすめです。また、チラシを開くときにサプライズ感を演出できるでしょう。
効果的なポスティングチラシのポイント
効果的なポスティングチラシを作るためには、どのような点を意識すればよいでしょうか。以下では、効果的なポスティングを作るためのポイントを解説します。
紙の繊維方向に折ってキレイにポスト投函する
紙は繊維の方向に沿って折ると折りやすく、キレイに折れる特性があります。紙の繊維方向に折りポスト投函することで、紙が裂けたり折り線が不均一になるなどの乱雑で汚い印象を避けられるでしょう。汚いチラシだと思われてしまうと、せっかく作ったチラシが読まれる前に捨てられてしまう可能性があります。
キャッチコピーはすぐ目に入る位置にレイアウトする
チラシを折ったときすぐ目に入る位置には、チラシの内容のキャッチコピーをレイアウトしましょう。しかし、最初に見える部分が料金表などの金額の場合、売り込み感が強くなってしまいます。キャッチコピーは太めのフォントや色を使って目立たせたり、伝えたい言葉が見切れないレイアウトにするなど目を引くチラシにするのが効果的です。
覚えてもらうためにポスティングを継続する
たった一度のポスティングで反響率や購読率が劇的に変化するわけではありません。変化をすぐに実感できなくても、失敗したと思ってポスティングを止めないようにしましょう。自社の認知度を上げ、興味を示してもらうためにもポスティングは継続が大事です。何度も繰り返してポスティングを行いましょう。
ポスティングチラシを折るメリット
「ポスティングチラシを折っただけで効果があるの?」と思う人もいるかもしれませんが、実はポスティングチラシを折るだけで効果があると言われています。以下では、ポスティングチラシを折るメリットを解説します。
投函しやすく効率の良いポスティングができる
チラシを折ることで紙にハリが出て投函しやすくなり、効率の良いポスティングができます。ポスティングの際はチラシを大量に配布するため、折らないまま配布をするとポストに入りにくく配布効率が落ちてしまうこともあるでしょう。配布員の負担も考慮に入れて、事前にチラシを折っておくことをお勧めします。
伝えたい情報を強調できる
チラシを折るときは、特に伝えたい情報を表面に出すことで強調できます。受け取った方からすれば、手に取った際にインパクトが強い情報が目に入れば、思わず広げて読んでみたくなるはずです。料金表など最初に見てほしくない情報は内側に隠し、伝えたい情報を表面に出すことで、よりターゲットの目を引くチラシになるでしょう。
チラシに載せる情報を増やせる
チラシを折ることで、折らずにポスティングが出来る最大サイズのA4サイズよりも大きいサイズも配布できます。チラシが大きくなった分だけ記載できる情報が増えるため、より多くの情報をターゲットに届けられます。チラシに掲載する品目数などの情報が多いスーパーの特売チラシなどにも向いているでしょう。
ポスティングチラシを折るデメリット
ポスティングチラシを折ることで一定の効果は期待できますが、デメリットもあります。以下では、ポスティングチラシを折ることで生じるデメリットについて解説します。
チラシを折ることで小さくなり他のチラシに埋もれる
チラシを折ることで物理的にサイズが小さくなり、他のチラシに埋もれてしまう可能性が高くなります。コストをかけてポスティング業者に依頼しても、ターゲットにチラシを読んでもらわないと意味がありません。他のチラシに埋もれてしまわないよう、チラシのサイズは小さくなりすぎないように検討する必要があります。
伝えたい情報がユーザーの目に入るかは折り方に左右される
チラシを読んでもらうために強調したい情報を表に出し、キャッチコピーなどの工夫をしても手に取った方がどの部分を初めに読むかは分かりません。伝えたい情報がユーザーの目に入るかどうかは、折り方に左右されてしまうでしょう。そのため、チラシを作るときはどのような折り方をするかを考えた上で、レイアウトを決めていく必要があります。
ポスティングチラシを折る時間や労力がかかる
チラシを折る作業工程が増えるため、時間や労力がかかります。人の手で折れるのは1時間当たり500部が限界でしょう。また、配布先で折り配布となると印刷会社での折り加工と比較しても費用や時間が1.5倍以上かかると言われています。そのため、チラシを作成する前に折るか折らないかを決めておき、デザインやレイアウトを決めるとよいでしょう。
ポスティングチラシ配布は自力ではなく委託する方法も
自力でチラシをポスティング配布する際は、コストをかけずに配布したいエリアにピンポイントで行えるなどのメリットがあります。しかし、自力でのポスティングは時間や手間がかかり、肉体的に疲弊するデメリットもあります。また、ポスティングは他の広告手段よりもクレームが起こりやすく、クレーム対応も自身で行わないといけません。
そのため、ポスティング業者への委託をすれば時間や手間などのコストを削減できます。
また、ポスティング業者の多くは、クレーム対応も任せられるため安心です。自力で配布するのではなく、ポスティング業者への委託も検討しましょう。
ポスティングチラシの委託ならエリアインテグレーション
ポスティングチラシの委託を検討している事業者の方は、ぜひエリアインテグレーションをご検討ください。全国47都道府県のポスティングに対応しており、地域ごとの特性や属性などを把握しているので、エリア選定でお悩みの方にもアドバイスをすることが可能です。
チラシの特性やターゲットに応じて配布方法を選択できる
エリアインテグレーションでは、チラシの特性やターゲットに応じた最適なプランの提案を行っています。ポスティングはもちろん、新聞折込・ジオターゲティング広告・フリーペーパー折込などのあらゆるエリアマーケティング手法に対応しています。これらの媒体の中から、事業者様の広告手法として適した方法を検討・提案いたします。
配布エリアの指定や日程指定などの急な対応ができる
エリアインテグレーションでは、配布エリアの指定や日程指定などの迅速な対応が可能です。オリジナルGIS「BEAM」は商圏と各媒体の実施エリアなど、あらゆる統計データを地図上に可視化して商圏分析に活用できます。また、「BEAM」はエリア媒体のプランニング用に独自の機能を搭載しているので、より精度が高いエリア選定を行えます。
ポスティングのクレーム対応の体制が整っている
エリアインテグレーションはクレーム対応も万全です。専用のコールセンターで専任オペレーターがクレーム対応を行っているため、事業者様がクレーム対応をおこなう必要がありません。そのため、本来の業務に支障をきたすことなくエリアマーケティングを実施できるでしょう。
また、提携している全国のポスティング業者に、これまでにいただいたクレームの内容を定型フォーマットとして共有し、再発防止も徹底しています。
まとめ
ポスティングのチラシを折る行為は、あくまでポストに入れやすくすることが原点です。そこからチラシの差別化の一手法としていろいろな折り方が検討されるようになりました。「二つ折り」「巻き三つ折り」「外三つ折り」「十字折り」などさまざまな折り方がありますが、チラシのデザインやレイアウトを決めた上で、費用対効果を常に意識しておくことが重要です。
チラシを折ることで、伝えたい情報を強調できたり記載する情報を増やしたりできるメリットがありますが、小さくなって他のチラシに埋もれてしまう可能性もあります。そのため、チラシを作成する前に折るか折らないかを決めておきましょう。
ポスティングチラシの委託を検討している方は、ぜひエリアインテグレーションにお問い合わせください。