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折込チラシのサイズとは?効果的なサイズ・成果を出すための施策をご紹介

競合他社と差別化できる折込チラシの導入を検討しているものの、効果的なチラシのサイズに悩んでいるご担当者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、一般的な折込チラシのサイズを紹介し、折込チラシに効果的なサイズや成果を出すためのポイントを詳しく解説します。


目次[非表示]

  1. 1.折込チラシのサイズはA規格とB規格の2種類
  2. 2.折込チラシのサイズ一覧と特徴
    1. 2.1.B4(257mm×364mm)
    2. 2.2.B2(515mm×728mm)
    3. 2.3.B3(364mm×515mm)
  3. 3.折込チラシサイズの選び方
    1. 3.1.まずはB4サイズがおすすめ
    2. 3.2.目的によって使い分ける
    3. 3.3.クーポンなどの特典で使い分ける
  4. 4.サイズ以外で折込チラシの効果を高めるポイント
    1. 4.1.読者層を把握し適切な新聞を選ぶ
    2. 4.2.内容にこだわる
    3. 4.3.デザインにこだわる
    4. 4.4.カラー印刷にする
    5. 4.5.紙質にこだわる
    6. 4.6.折込チラシで効果がでなければポスティングもおすすめ
  5. 5.ポスティングならエリアインテグレーションにご相談ください
  6. 6.まとめ


折込チラシのサイズはA規格とB規格の2種類

折込チラシのサイズは、A規格とB規格の2種類があります。折込チラシ以外で普段目にするチラシの多くはA規格のA4サイズですが、折込チラシでは、B規格が全体の9割以上を占めています。

理由は、新聞紙のサイズの1ページがB3サイズで作成されているからです。新聞は投函されるときに半分に折りたたむため、折込チラシは新聞1ページの半分に収まるように設計されています。そのため、B4サイズが折込チラシのスタンダードとなっており、現在ではB4サイズの折込チラシが市場全体の9割を占めているといわれています。


折込チラシのサイズ一覧と特徴

折込チラシによく使われるサイズはB3~B5サイズとA3~A5サイズの6種類で、それぞれ特徴があります。そのなかでも、特に使われることが多い「B4サイズ」「B2サイズ」「B3サイズ」の3種類について解説します。新聞の折込チラシのサイズで迷っている方は、参考にしてください。


B4(257mm×364mm)

B4サイズ(257mm×364mm)は、折込チラシの中でもっとも多く使われているサイズです。新聞紙1ページの半分のサイズとなっており、新聞購読者が手に取りやすい形状となっています。

新聞紙1ページの半分のスペースがあるため、読者に届けたい情報を詳細に掲載できます。また、配布料金が比較的安いため費用対効果が高いサイズといえるでしょう。フードデリバリー業や不動産会社、レストラン、家電量販店などあらゆる業界・サービスで利用されています。


B2(515mm×728mm)

B2サイズ(515mm×728mm)は、B4サイズ4つ分のサイズで、かなり大きくインパクトがあります。室内利用のポスターやチラシ、大型店のオープンや年末年始などで使われています。

チラシとしてはかなり大きなサイズになりますので、通常は2つ折りで挿入されます。配布料金は高くなりますが、サイズが大きいためB4サイズより詳細な情報を読者に届けられることが特徴です。デザインやレイアウトを工夫すれば、見る人に驚きとインパクトを与えられるでしょう。


B3(364mm×515mm)

B3サイズ(364mm×515mm)は、B4サイズを横に2つ並べた大きさで、B4サイズに次いで使用されることが多くなっています。スーパーの特売チラシや大型ショッピングモールの広告などで使われており、イメージや利用シーンを伝えるのに効果的です。

掲載できる情報量が多いため、扱っている商品や掲載情報が多い場合は、B3サイズが使われることもあります。ちなみに、B3サイズよりも大きいサイズになると、印刷した段階でB4サイズの大きさに折られて納品されます。


折込チラシサイズの選び方

折込チラシサイズ選び方

折込チラシにはさまざまなサイズがありますが、自社の商品やサービスと照らし合わせてどのサイズが合っているかじっくり検討して選びましょう。以下では、折込チラシのサイズの選び方について解説します。


まずはB4サイズがおすすめ

折込チラシのサイズで迷った場合、まずはB4サイズがおすすめです。B4サイズであれば十分な情報を記載できる上に配布料金も安いため、費用対効果が高いのが特徴です。

また、A4サイズとB4サイズでは価格帯が同じとなるため、サイズが大きいB4サイズのほうが割安になります。ただし、B4サイズは折込チラシの中でもっとも多く使われているサイズのため、内容やデザインを目立つものにしないと他の広告に埋もれてしまう可能性がある点には注意が必要です。


目的によって使い分ける

折込チラシの目的によって使い分ける方法があります。たとえば、家電量販店のセール情報を目立たせたい、新店舗のオープン日を必ず周知させたいなどの場合は、B2サイズ、B3など大きなサイズがおすすめです。サイズが大きいためインパクトを与えることができ、目立たせることが可能です。しかし、サイズが大きいため料金が少し高くなること、折った状態で配布されるためチラシの全面を見てもらえない可能性があることは頭に入れておきましょう。


クーポンなどの特典で使い分ける

クーポンなどの特典で使い分ける方法があります。たとえば、クーポンや特典付きにして持ち運びやすさを重視する場合は、B5サイズやB6サイズのコンパクトサイズの折込チラシがおすすめです。折り加工の必要がなく、また他のサイズのチラシに比べて小さい分、コストが抑えられることも魅力です。

ただし、紙面が小さめなのでチラシに情報を沢山載せたい場合は、A4サイズ以上や折り加工の必要なサイズでのチラシ作成を検討しましょう。


サイズ以外で折込チラシの効果を高めるポイント

折込チラシ効果高める

折込チラシはサイズで読者に与える印象が変わり、広告効果にも差が出ます。ただし、大きくて目立つB3・A3サイズを選べば必ず効果を得られるわけではありません。サイズ以外で折込チラシの効果を高めるためには、以下の5つのポイントをおさえましょう。

  • 読者層を把握し適切な新聞を選ぶ
  • 内容にこだわる
  • デザインにこだわる
  • カラー印刷にする
  • 紙質にこだわる

一つずつ詳しく解説します。


読者層を把握し適切な新聞を選ぶ

新聞は各社によって読者層が異なるため、新聞の読者層に合わせて折込先を変えましょう。新聞ごとの特徴について、下記の表でまとめています。

新聞
特徴
日経新聞

富裕層や経営者など、ビジネス感度が高い層が購読(課長クラス以上の役職者が45%強)

読売新聞

販売部数は全国紙トップで、全国紙の4割を占める

朝日新聞

読者層は60歳代が最も多く、全体の22.2%を占める

毎日新聞

世の中の情勢に高い関心を持っている方や、将来の生活の準備を心がけている方に読者が多い

産経新聞

50代~60代の夫婦で、高校生~大学生の子とどもと同居する世帯が購読

このように、新聞によって特徴が異なります。各新聞社の読者像を把握し傾向を理解したうえで、どの新聞社を利用するのか検討しましょう。


内容にこだわる

折込チラシの内容にもこだわりましょう。「新規オープンキャンペーン」「期間限定20%オフ」などの特売がある場合は、情報を引き立てましょう。また、複数の色を使ったり文字数が多すぎると読みにくいため、簡潔な文章で記憶に残るキャッチコピーを用いて、印象を強化しましょう。


デザインにこだわる

ぱっと見で「このチラシを読みたい」と思えるような魅力あるデザインのチラシにしましょう。文字や数字ばかりだと、情報がありすぎてどこから読めばよいかわからなくなってしまいます。

そのため、文字と一緒に写真や画像、キャラクターを加えて読者が興味を引く工夫を施しましょう。わかりやすく見やすいデザインであれば、読者もイメージが湧きやすくなります。


カラー印刷にする

たくさんの折込チラシの中で、読者の目に止まって見てもらうためにはカラー印刷がおすすめです。
コストを少しでも抑えたい場合は、モノクロ印刷で十分と考える人もいるかもしれません。しかし、モノクロ印刷は、カラー印刷に比べてインパクトに欠けてしまいます。いくら内容がよくても、モノクロというだけで見てもらえなくなる可能性があります。そのため、折込チラシはカラー印刷にすることをおすすめします。


紙質にこだわる

折込チラシの効果を高めるためには、チラシの紙質も重要です。折込チラシでおもに使われている紙質は、下記の3つです。

  • 上質紙:書き込みしやすく、申込みや資料請求などを促すキャンペーンチラシ向き
  • コート紙:光沢があり写真がキレイに見える、特売チラシ向き
  • マットコート紙:上質紙とコート紙の2つをかけ合わせたような紙

紙質を変えれば競合他社の折込チラシと差別化できるだけでなく、キレイに見せたり高級感の演出も可能です。

また、クーポン付きの折込チラシであれば紙質を少しだけ硬く厚めにするだけで安定しやすくなり、クーポン券の保存がうまくできるでしょう。ただし、紙質変更には追加料金がかかるため注意が必要です。


折込チラシで効果がでなければポスティングもおすすめ

集客方法は折込チラシだけではありません。もし、折込チラシの反響率が変わらないのであれば、他の集客方法も検討しましょう。

その手段の一つが、ポスティングです。ポスティングであれば、新聞を読まない層や新聞折込チラシでは配布が難しいターゲット層にも効果的なチラシ配布ができます。また、一定規模以上のマンションのみに限定するなど、世帯ごとの所得によりターゲットを分類する際にもポスティングは活用できるでしょう。


ポスティングならエリアインテグレーションにご相談ください

ポスティングなら、エリアインテグレーションにご相談ください。様々なエリアメディアを組み合わせ、プランニングから実施までワンストップでサポートするエリアマーケティングのプロ集団です。一商圏から全国規模まで、同質のサービスをご提供します。

エリアインテグレーションは、各地域に根ざした全国140社以上の配布業者と提携しています。固定型配布と移動型配布のどちらかに偏ることなく、双方のきめ細やかな組み合わせによって、全国47都道府県、約3,300万世帯へのポスティングが可能です。

また、過去の配布やクレームの有無などによって配布方法を調整するレギュレーションを各社と共有しています。住民の方々とのトラブルを未然に防ぐ円滑なエリアマーケティングを実現します。


まとめ

折込チラシのサイズはA規格とB規格の2種類があり、折込チラシではB4サイズが全体の9割以上を占めています。

そして、折込チラシによく使われるサイズはB3~B5サイズとA3~A5サイズの6種類があります。それぞれに特徴があるため、自社が出したいチラシの目的に応じて使いわけしましょう。悩んだ場合は、B4サイズを選ぶのがおすすめです。

また、サイズ以外で折込チラシの効果を高めるポイントは、下記の6つです。

  • 読者層を把握し適切な新聞を選ぶ
  • 内容にこだわる
  • デザインにこだわる
  • カラー印刷にする
  • 補助金を活用する
  • 紙質にこだわる

もし、折込チラシで効果がでない場合は、ポスティングもおすすめです。ポスティングによってチラシ配布する場合は、全国47都道府県、約3,300万世帯へのポスティングを可能とし、万全のネットワークを有するエリアインテグレーションをぜひご活用ください。